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ネットワークビジネスのセミナーに潜入した話。ゆうしんのブログ

目安時間 19分

ゆうしんです。

 

ネットビジネスの情報をリサーチしていると、たまに
「ネットワークビジネス」のサイトにたどり着くことがあります。

 

ネットワークビジネスとは、いわゆる「マルチ商法」のこと。

 

「ネットビジネス」と名前が似ていて紛らわしいのですが、
もちろん別物です。

 

別物ですが、「稼ぎたい!」「人生を変えたい!」と思っている人が、
その手段として取り組むことが多い、という共通点はあります。

そういう意味では、わりと近い世界なのかもしれません。

 

今回は、ネットビジネスの情報発信者としての立場から、
過去の経験も踏まえ、この「ネットワークビジネス」について
お話ししてみたいと思います。

 

ネットワークビジネスにハマっちゃった友達の話

このネットワークビジネス。
実は僕も少しだけ関わったことがあります。

 

と言っても、販売員として登録したわけではありません。

その逆で、洗脳されハマってしまった友達を脱会させようと、
いろいろと勉強していた時期があったのです。

 

始まりは唐突でした。

「ゆうしん、俺、もうすぐベンツに乗るわ」

僕の家に遊びに来た友人Aが、ベンツのカタログを何冊も
カバンから出して、目を輝かせて見ているのです。

 

わけを聞くと、

「俺、凄い人たちの仲間になった。これで稼げる」

「3ヶ月でベンツくらい余裕で買える」

と言うのです。

 

ただ事ではない。と思ってよくよく話を聞いてみると、
こういう話でした。

 バイト先のうどん屋の店長が、すごく稼げるサイドビジネスをしている。
 お前もやらないか?と誘われた。
 仲間になれば、3ヶ月くらいで月収50万はいける。
 数年頑張れば、月収1000万も可能。

 実際そのくらい稼いでいる人はたくさんいる。
 まだ日本では知られていない、最先端のビジネス。
 何でも欲しいものが買える。夢が叶う。

明らかに怪しいのですが、本人はすっかりその気になって
車も買う、服もあれとこれを買う、と夢見ていました。

 

そして、ベンツのカタログとともに見せてくれたのが、
某化粧品および健康食品のネットワークビジネスの会社の
パンフレット。

名前は伏せますがニュー◯キンと、その同系列の
ファー◯ネクスというネットワークビジネスの会社でした。

 

僕は全く知識がありませんでしたが、どう考えても怪しいということは
すぐに分かりました。

 

どうも、「信じれば叶う」みたいな洗脳めいたセミナーの影響で、
とにかく物欲を刺激し、「こうなりたい」イメージを強く思い描くことが
成功への最短距離だ、と信じているようでした。

その結果が「ベンツ」…とっても分かりやすいです。

 


簡単に、マルチ商法について解説しておきます。

 マルチ商法(マルチしょうほう、multi-level marketing)は、
 世間一般的な概念としては連鎖販売取引あるいはそれに類似した
 販売形態の通称である。
 (Wikipediaより)

 

ざっくり説明すると、店舗を構えず、会員が「口コミ」で商品を売る
販売方法です。

 

会員は、商品を使いながら商品を販売するだけでなく、
「あなたも一緒にこの商品を売らない?」と入会の勧誘をします。

 

それは、自分が勧誘して入会した「子会員」が商品を売れば、
自分にもマージンが入る仕組みになっているからです。

 

はっきり言って「利用している」わけですが、そこを正当化するために、
様々な理由付けが行われています。

・自分で使って「本当に良い」と思った商品をおすすめしている。

・自分も幸せ、紹介された人も幸せ。皆が幸せになれる仕事。

・口コミで売るから広告費が不要。そのコストの分、良い商品を作っている。
 =大手メーカーは多額の広告費をかけて粗悪な商品を売っている。

・マスメディアの大々的な広告はもう古い。これからは「口コミ」の時代。
 我々は最先端のマーケティングを学んでいる。

・あなたの夢はなんですか?このビジネスなら夢が叶います!

などなど。

これらは、勧誘の時に必ず言われます。

「人を幸せにする」「夢を叶える」という、耳障りの良い言葉を繰り返し使い、
「自分は良いことをしているんだ!」と思い込ませ、活動の原動力とするわけです。


 

その後、ネットで調べていくうちに、

友人Aのやっているのがいわゆる「マルチ商法」であること、
それでお金持ちになる可能性は限りなく低いこと、
代理店の資格を得るために自分で商品を買い込んで在庫を抱えたり、
借金を重ねてついに自己破産してしまう被害者が後を絶たない、

など、数々の良くない話を知りました。

 

ネットワークビジネスの解けない洗脳

それらを友人Aに話し、説得しようとしたのですが、
「その情報はもう古い。俺らがやってるのは最先端のビジネスで、失敗しない」

と、完全に洗脳されていて、話になりません。

 

しかし、これで引き下がるのも悔しいと思いました。

しかも、よくよく聞くと友人Aは、なんと既に消費者金融で
50万円以上も借金をして、シャンプーや石鹸などの商品を
買い込んでいるという。

「2~3ヶ月後には売れるんだから、先行投資だよ。皆やってる」

と、うどん屋の店長に説得され、借金をしてしまったのです。

 

もちろん、その50万円分の商品は、「親会員」である
うどん屋店長の利益にもなるのです。

完全に騙されています。

 

「本当に良い物だから、ゆうしんも使ってみて。使えば分かるから」

と、試供品としてシャンプーをくれました。

(そうやって商品の良さを分かってもらえ、と教えられているようでした)

 

300mlほどの細いボトルのシャンプーでしたが、カタログを見ると
なんと6,000円もする商品でした。
(太っ腹ですね…)

 

さぞかし髪に良く、洗い心地も良いんだろうな…と使ってみたところ、
これが全然良くない。

なんだか、髪の脂分を根こそぎ持っていかれたような、
キッチキチ、パッサパサの洗い上がり。

指通り、最悪。

なんでこれが6,000円もするの?と不思議に思いました。

 

口コミで売っていて広告費をかけない分、高品質な商品を安く作れると
うたっているはずなのに。

これはどう考えてもおかしい。
これだけ借金して売るような良い商品には、とても思えない。

 

連日、矛盾点を突いて説得を試みていたところ、友人Aから
「ゆうしんもセミナーに来てみてよ。来たら分かるから」
と誘われました。

その後に懇親会があるとかで「そこで話を聞いてみて欲しい」と。

 

その頃には僕もそれなりに知識が付いていたので、
「よし。友人Aもうどん屋の店長も、まとめて論破してやる!」
と意気込んで、セミナーに参加することにしました。

 

手強かったネットワークビジネス「苦情処理係」

とある狭い会議室で、そのセミナーは行われていました。

内容は以下のようなものでした。

 アメリカの健康食品市場は2兆円。
 日本は現在6000億円。まだまだ伸びしろがある。

 「口コミマーケティング」は最先端のマーケティング手法として
 注目されている。
 ◯◯新聞にも、この◯◯という雑誌にも紹介されている。
 (「こんなふうにスッパ抜かれました」と誇らしげでしたが、
 内容はこじつけに近いと思いました)

 ネットワークビジネスは21世紀の販売手法として注目され、
 有名大学でも教えられている。
 スタンフォード大学の◯◯という教授の授業の紹介、
 石川県の金沢学院大学で、昨年「ネットワークビジネス学科」が
 設立されました…
など。

 

とりあえず、アメリカ2兆円、日本6000億円って、人口比は考えてるの?

ネットワークビジネス学科って本当にマルチを教えてるか確認したの?
普通にEコマースを教える学科じゃないの?

など、いくつか質問を用意して、懇親会に臨みました。

 

懇親会は、近くのファミレスに移動して行われました。

深夜のファミレスの半分以上の席が、ネットワークビジネスの会員で
埋め尽くされました。

そこで、うどん屋の店長と対決です。

 

結果は…惨敗でした。

いや、純粋に理屈だけで言えば負けてはいないのですが、
とにかく口が上手い。

常に自信満々で、「関係あるようで微妙に関係ないこと」に
話をそらし、威圧感タップリに「そんなことも知らないの?やれやれ」
みたいな態度でこられると、こちらも冷静さを失い、
相手のペースに巻き込まれてしまうのです。

今なら絶対負けないと思いますが、当時はまだ20歳そこそこの若造。

なんだか分からないうちにやりこめられ、言い返せないまま
ファミレスを後にすることになってしまいました。

悔しかった。

 

後で知ったのですが、その「うどん屋の店長」は、
そのマルチのグループの中の「苦情処理係」で、
クレーマーの説得や論破などお手の物の、手練だったのです。

そりゃ勝てませんわ。

 

結局売れず、破綻。残ったのは借金。

僕がやり込められる一部始終を見ていた友人Aは、
「やっぱりこのビジネスは正しい」とさらに思い込み、
活動を続けました。

 

が、1年足らずで撤退することになりました。

結局、最初に買った50万円分の在庫もさばききれなかったのです。

 

当たり前です。
口が上手いわけでもなく、営業経験もないAが
6000円もする高いシャンプーをバカスカ売れるわけがない。

 

もう最後の方はモチベーションも下がってきて、
商品の石鹸(商品名「ボディーバー」)のことを
「ボディーバー使ってるけど、全然泡立たねえんだよなー」
「やっぱダメだわ。ニュ◯スキン!」
と自虐ネタにして笑っていました。

 

笑ってはいましたが、この時作った50万円の借金に、
友人Aはその後数年間苦しむことになりました。

 

そして、後から聞いたら、うどん屋の店長も、その親の会員も、
グループ全員、借金まみれで活動してたとか。

 

結局、「最先端のビジネス」とか「夢が叶う」と言いながら、
実際は借金をさせて商品を買い込ませ、もっと上の階層だけが
儲かる仕組みになっているわけです。

 

当たり前ですが、儲け話を持ちかけてくるのは
その人に利益があるからです。

でも「夢が叶う」とか「未来のビジネス」とか、ふわっとした
理想のイメージで「良いことをしているんだ」と信じさせているので、
悪意がない。

あっても見ないふりで、正当化している。

 

このへんの心理は、「ナニワ金融道」という有名な漫画の中の
マルチ商法の話の中で、詳しく描写されています。

そこに出てくる若いやり手のディストリビューター(販売員)が言った

「マルチはな、人間関係を根こそぎ現金化するシステムなんや」

という身も蓋もないセリフが、全てを物語っています。

 

その罪悪感を消すために、「夢」とか「未来」とか「仲間」という
心地の良い言葉を使うわけですね。

 

ネットワークビジネスは人間の心理を知り尽くし、自在に操って
利益を出す手練手管が満載です。

 

商品も、めちゃくちゃ高いのに、実は大して良いものではない。

でも「これだけ高いから良いはず」という思い込みが通用する
ジャンルなので、不満が出ないのです。

化粧品、シャンプー、洗剤、調理器具、健康食品…

どれも「良いと思い込めば良く思えてくる」商品ばかりです。

 

化粧品で肌荒れなどのトラブルがあっても、あくまで「高品質」「無添加」を
うたっているから、それを認めない。

「それは今までに溜まった不純物が出てきている“好転反応”です」

と説得するのがお決まりのパターンみたいです。
(皮膚に「好転反応」はありません。マルチの世界だけで使われています)

 

これら全ての嘘、欺瞞を、上層部は承知の上でやってるわけです。

被害を受けるのは、騙された下層の会員だけ。

 

こんなもので、夢は叶いません。

 

副業、不労所得?ネットワークビジネスはおすすめできない

いつの時代も、働き方や収入などに不満があり、どうにかして
人生を変えたいと思っている人は多いです。

 

そこに付け入ってくるのが「ネットワークビジネス」です。

何とか状況を打破したいと思っている時に、そんな勧誘を受けると
「これだ!」と思ってしまう気持ちも分からなくはないですが、
世の中、そんな甘い話はありません。

 

「夢を叶えるため、一緒に頑張りましょう!」のイメージで覆い隠してますが、
実際はボッタクリの商品を口八丁手八丁で売るだけの商売ですから、
それでしたら普通にセールスをやった方がよほどマシです。

 

ただ、普通のセールスの仕事では得られない魅力が、
ネットワークビジネスにはあるのも事実です。

それは「不労所得」です。

 

おそらくネットワークビジネスに参入する人の大半は、
数年後にダウン(下層)を大勢持って、組織を作って
自分は働かずにゆうゆうと暮らす未来を夢見ていると思います。

 

しかし、その夢はほとんどの場合叶いません。

限られたトップだけがボロ儲けし、下層部は入れ代わり立ち代わりで
お金だけ使って去っていくというのが、もうシステム化されています。

 

その中でトップに上り詰めるには、類まれなるセールスの手腕と、
果てしない努力が必要です。

これができる人なら、普通に起業すれば絶対もっと成功します。

 

ただ、一般的に「起業にはお金がかかる」というイメージがあります。

なので、数万円程度で入会できるネットワークビジネスを
起業の足がかりに、というのは分からなくもない。

 

でも、それは20年前までの話です。

今はネットを使えば、数万円どころか月1000円程度のサーバー代、
やり方によっては完全無料でも、十分に起業が可能です。

 

「不労所得」という面でも、何十人もの手下に働いてもらうより、
24時間、365日自動でセールスしてくれるブログやメルマガの方が
維持・管理もしやすいのは間違いない。

 

それらを考えると、もはやサラリーマンの副業や、低リスクの起業、
不労所得を得る手段として、ネットワークビジネスを選ぶ意味は
ほとんど無くなっていると思います。

 

ただ、ネットワークビジネスの市場規模を見ると、
ここ数年さほど変わらず、横ばいなんですよね。

インターネットを使った販促がここ数年でようやく盛んに
なってきているようで、そのためかもしれません。

 

しかしどっちみちネットを使うなら、わざわざマイナーで高い
売りにくい商品を扱わなくても、もっと売れる商品がいくらでも
ASPに用意されています。

つまり、アフィリエイトをやった方がよほど効率が良いです。

 

代わりにおすすめしたいのは「アフィリエイト」

改めてネットワークビジネスの利点を並べてみると、
アフィリエイトに全然勝てないことが分かります。

「小資本で始められる」
 →アフィリエイトはほとんどタダでできる。在庫も持たなくて良い。

「一般には卸してもらえない魅力ある商品を扱える」
 →A8.netなどのASPで、何万点もの魅力ある商品が選び放題

「頑張れば不労所得を作れる」
 →相当頑張って部下を勧誘しないと無理。(常時30人の維持が必要と言われる)
  アフィリエイトは何百サイトでも作り放題。作ったサイトは資産として残る。

 

唯一勝てる部分は、「最初から仲間がいる」ことでしょうか。

しかし、その「仲間」も結局はお金のつながりですから、
どうなのかな…と思います。

 

アフィリエイトも自分から求めていけばいくらでも仲間は
できますしね。

 

というわけで、長々と説明してきましたが、

ネットワークビジネスをやるくらいならアフィリエイトをやろう!

というのが結論です。

 

特に、僕は「不労所得」というものには並々ならぬこだわりがありますから
その観点から見ても、強くおすすめしたい方法です。

 

 

アフィリエイトについて詳しく知りたい方は、下記の無料講座をご覧下さい。

基礎から詳しく解説しています。

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以上、ゆうしんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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管理人:ゆうしん

元中小企業の営業マン。
鬱で退職後、不動産投資と転売で稼いだり、また鬱になって休んだり。

中学から不登校だったり、高校中退したり、高認取って大学行ったり。

そんな経験をふまえて情報発信してます。

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