ビジネスマインド。抽象から入るか。具体から入るか。
ゆうしんです。
人間は、抽象的な思考が得意なタイプと、
具体的に考えるのが得意なタイプの、
2種類に分かれると思います。
例えば仕事を覚える時、先に全体像を把握したいのが
抽象的なタイプ。
理屈は良いから、とにかく仕事を一つ一つ覚えていって、
後から全体像を組み立てるのが具体的なタイプです。
抽象タイプは少数派。
僕は、完全に抽象タイプです。
先に全体像を把握しないと、何のために仕事をしてるか
分からなくなって、手が動かなくなります。
でも実は、世の中は、具体的なタイプが圧倒的多数です。
外国は分かりませんが、少なくとも日本では。
多分、「難しいことはお上にお任せ」な日本人の気質が
そうさせるんでしょうね。
どの世界でも、多数派の具体的なタイプの方がずっと生きやすいです。
それ用に、世の中ができている感じです。
「先に全体を把握したい」と考える僕のような人は、生きづらい。
サラリーマン時代、特にこれを感じました。
仕事を覚える時、自分は普通に分からないことを質問するのですが、
いつも「そんなことはどうでもいい。とにかくやれ」と、
なぜか叱られるのです。
当時はとても不思議に思っていました。
でも、今なら分かります。
僕が変わった考え方をするタイプだったのです。
ネットビジネスの世界も、具体的なタイプが多い
世の中が具体的なタイプが多数派と言いましたが、
それはネットビジネスの世界も例外ではありません。
ノウハウコレクターだった僕は、数々の教材を買い、
いくつかの塾にも入りましたが、先にしっかりと全体像を
把握するために時間を割いてくれている教材は、少なかったです。
なので、苦手な具体的なアプローチで、積み上げ方式で
理解していくしかなく、結局自分の中で全体像を把握するのに
だいぶ時間がかかりました。
でもこれは、しょうがないんですよね。
まだ生まれたばかりの、発展途上の業界です。
しっかりと全体像を把握できるほど、ネットビジネス業界は
知識体系が確立していない。
バラバラの情報を、個々のアフィリエイターや情報起業家が
自分なりに組み立てて、それぞれの体系を作っている段階です。
最初から抽象的なアプローチで徹底的に考えた教材は
新世界アフィリエイトくらいじゃないでしょうか。
これはもちろん、極端に抽象思考に振っている教材なので、
これだけで稼げるものではないです。
ただ、僕には凄く役に立った教材で、
これを最初に買って勉強していたおかげで、
その後のDRMの実践の時には迷わず進むことができました。
僕と同じ抽象タイプの人であれば、初心者であってもおすすめです。
異次元にレベルアップできる教材です。
両方得意なのが理想ですけどね。
僕は抽象的な考え方が極端に得意なタイプですが、
本当はどちらも得意なのが、ビジネスにおいては強いのだと思います。
確かに、いちいち「これはどういう意味があるのか?」と考えて
手が止まっていたら、いつまでたってもビジネスは進みません。
かといって、意味も考えず目の前のことをやればいいかというと
それも違います。
ピントが外れたことを何年もやってしまう危険性があります。
ネットビジネスは個人事業であって、自分が経営者でもあり
労働者でもありますから、どちらかに偏らないようにしないと駄目なんですね。
具体と抽象は、「ミクロとマクロ」という言い方もできます。
ミクロ的な視点と、マクロ的な視点。
僕は、ミクロ的な視点が極端に苦手です。
その代わり、マクロ的な考え方は得意です。
こういう人は、自分で作業するのは向いてないんですよね。
今から考えれば、僕は戦略を練って、文章は外注のライターさんに
発注して、サイトアフィリエイトをすれば良かったのかな…とも
思います。
初心者のうちから、そういうやり方をしている人もいます。
それを知ったのがけっこう最近になってからなので、今さらなのですが。
マクロ人間で、ミクロが苦手な人は、やってみてもいいかもしれませんね。
ゆうしんでした。
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