性善説と性悪説。考えるまでもなく
どうも、ゆうしんです。
性善説と、性悪説。
人間は生まれながらにして「善」か?「悪」か?という問いです。
答えが出ない命題だとされているのですが、僕にはそれがよく分かりませんでした。
なぜなら、僕は子供の頃にこれを知って以来、一貫して「性善説」を確信しているからです。
人間は生まれながらにして「善」なる存在。
僕はそう考えています。
人間が本質的に「悪」っておかしくない
性善説・性悪説ってことを考える時、まずは「善」「悪」って何かってことを考える必要があります。
善とは「社会的・道徳的に良いとされること」です。
悪とはその逆で、「社会的道徳的に良くないとされること」です。
良い・悪いとは何か?
突き詰めれば、これはもう「本能的に好きか嫌いか」という所に行き着きます。
理屈じゃないです。
人間が生きること。そして子孫を残すこと。
この「種の保存」にプラスかマイナスか?というところに、「善・悪」は行き着くと思います。
だったら、人間は全て、本質的には「善」です。
だって、「種の保存」の本能に従って、代々子供を作り続け、いまその遺伝子が自分にたどり着いたわけでしょう。
いま地球上に人類は75億人。めちゃくちゃ繁栄してますよね。
その末子として生まれてきた僕らは、これからもこの「種」を保存するべく生まれてきたわけです。
めちゃくちゃ「善」じゃないですか。
その観点から言うと、我々人類にとっての「悪」っていうのは、生まれながら一貫して「この種を絶やしたい」という危険思想を持ち、常に大量殺戮を企てるような人間くらいです。
いくら利己的に見えたとしても、自分の遺伝子を後世に残そうとしている時点で、それは本質的には「善」なる存在です。
※あくまで「本質的」な話ですよ。後から決められた社会的なルールに反するかどうかは別の話です。
本質的なところまで立ち返って考える暇ないよね
だから、僕は究極的には「人類みな兄弟」的な、ユートピアが実現したらいいなと考える人間です。
でも、それは理想論だと笑われるでしょう。
突き詰めて考えれば上記の論に至ると思うのですが、そこまで突き詰めて考える暇なんて無いんですよね。
でも、僕はこの「人間は本質的に善」であるという確信があるから、今まで生きてこれたと思います。
この考えをもっと掘り下げて、一つの思想体系にできたらなと。おこがましいですが思ってます。
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