不登校

不登校YouTuber「麦わらのゆたぼん」くんに対する批判の嵐について 3

目安時間 6分

どうも、ゆうしんです。

不登校YouTuber「麦わらのゆたぼん」くんに対する批判の嵐について 2 の続きです。

1はこちらhttps://so-utsu.com/?p=2653

「いじめが原因なら許される」…なんで??

否定的な意見の中で、もう一つ看過できないものがありました。

それは「いじめられてたわけでもないのに」というもの。

 

「いじめで悩んでの不登校なら許せるけど、ただ行きたくないから休むのは許せない」

という意見ですね。

 

疑問なのは、その線引きはどこでしているの?ってこと。

 

どこからが「いじめ」なのか。
とこまで「いじめ」とは認められず、「我慢して学校に行くべき」ことなのか。

 

さらに、「いじめ」と分類されれば行かない理由になるほどの苦痛と認められて、それ以外は認められないと、なぜ単純に言えるのか。

 

教師と相性が悪いのかもしれない。

いじめには該当しないけど、学校に馴染めず生きづらさを感じているのかもいるのかもしれない。

決められた時間に決められたカリキュラムをこなすことに、苦痛を感じてしまう人なのかもしれない。
(何の疑問もなく学校に行く同級生を「ロボットのよう」と言っていますから、その傾向はあると思います。ちなみに僕も該当します)

 

何に苦痛を感じるかは人それぞれであって、その度合も本当のところは本人にしか分かりません。

 

「苦痛の量」も人それぞれ違う

少なくとも、何も考えずに学校に行ける人もいるわけです。

 

「そんなことはない、みんな多かれ少なかれ悩んでいる」と反論されるでしょうか。

 

まさにその通りです。「多かれ少なかれ」悩んでいる。

人それぞれ苦痛の量が違っていて、中には「ものすごく多く苦痛を感じている人」もいるってことです。

 

 ・苦痛が少ない人は「学校に行きたくない」なんてほとんど考えることはないでしょう。

 ・中程度の人は「だりいなあ行きたくねえなあ~」としばしば思いながらも、何だかんだ学校に行ける。
  大半はこのパターンだと思います。

 ・重度の人は、毎日憂鬱な気分が晴れず、体調にも影響が出たり、実際に時々休んだりしながらも、何とか学校に行っている。
  不登校予備軍ですね。

 ・さらに重度になれば、日常生活にも支障がでるほどメンタルに影響が出ます。「消えたい、楽になりたい」といつも思うとか。
  (中学・高校時代の僕ですが)

やっかいなのは、この苦痛の量は、周りはもちろん本人もはっきり自覚できるわけじゃないし、心身の症状も人によって出たり出なかったり、程度も違ったりすることです。

 

そして原因も人それぞれ。

上記で言う「重度」以上の人が皆「いじめ」が原因だと思いますか?

そんな単純じゃないですよ。

 

“いじめで不登校”も、昔なら「ワガママ」「軟弱」とされた

実際、僕は十代の大半の時期を常に「死にたい、消えたい」と思いながら過ごしていましたが、原因はいじめじゃなかったです。

 

では何だったかというと、すごく簡単に言えば「管理されることへの抵抗感、嫌悪感」でした。
(当時はそこまで明確に言語化できてませんでしたが)

 

「管理されるのが嫌だ」というと、おそらくゆたぼん君と同じで、否定派からすれば「ただのワガママ」と言われるのでしょう。

そして「いじめられてるわけでもないのに…」と、その苦痛自体を否定するのでしょう。

 

でも実際、僕は死ぬほど悩んでいたわけです。

加えて、嫌だからすぐ「やーめた」ではなく、どうにか学校に復帰しようと頑張って、一学期の最初は登校して、でもやっぱりダメで、むしろ前よりひどくなって…という繰り返しでした。

 

それだけどうにもならないほどの苦痛を感じていようが、実際に心身ともに症状が出ていようが、いじめがなければそれは「ただのワガママ」であり、あくまで学校に行くべきなのでしょうか?

そりゃちょっと単純すぎやしませんか。

 

さらに言えば、この「いじめなら許される」という感覚も昔からあったわけじゃなく、1980年代にいじめ問題がマスコミで取り上げられるようになってから定着したこと。

もっと昔なら「いじめくらいで学校に行きたくないとは、それでも男か!」と、軟弱者扱いされたわけです。

 

それが、実際に死者が何人も出て、社会問題化することでようやく「いじめは危険だ、命に関わる」というのが共通認識となった。常識が変わったわけです。

 

今、学校に適応できず死ぬほど悩んでいる児童、生徒がどれほど多いか。

それは夏休み明け、9月1日に最も自殺者が多い事実を見れば、火を見るより明らかです。

いじめがなくたって、実際に命に関わってるじゃないですか。

僕だって一歩間違えば死を選んでいたかもしれないわけで。

 

さらに続きます。

不登校YouTuber「麦わらのゆたぼん」くんに対する批判の嵐について 4

 

 

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管理人:ゆうしん

元中小企業の営業マン。
鬱で退職後、不動産投資と転売で稼いだり、また鬱になって休んだり。

中学から不登校だったり、高校中退したり、高認取って大学行ったり。

そんな経験をふまえて情報発信してます。

生きづらさとか。
社会に対する問題意識とか。
なんか楽しいこととか。

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